女性にとっての仕事とうつの関係

仕事をしている女性はうつになってしまって仕事を辞める場合もある。仕事をしない主婦になって生活を始めてからまもなくしてうつが改善することも珍しくはない。
精神的に病んでしまう原因となりやすいのはストレスであり、仕事を介したストレスから逃れられることによって健全な状態を保ちやすいと考えるのは妥当だろう。仕事をしていると通常の主婦の仕事に加えてさらに社会での仕事を行わなければならず、ストレスを受ける機会が増えてしまうのである。
しかし、ただ仕事からのストレスが大きいだけが原因ではないことに留意する必要がある。うつになる原因はストレスだけではなく、精神面の負担が複雑に絡み合って生じるものだとわかっている。その一因として女性が家庭で行う役割について考えることも欠かせない。一般的に女性は仕事をしているかどうかにかかわらず家事と育児のほとんどを担うことが多い。仕事をしていると家事と育児も並行して行わなければならない。仕事をしている間も子供のことが気にかかったり、帰宅している最中も家事の段取りを考えたりする必要が生じる。
三つのことを同時に並行して考えなければならなくなるのが働く主婦の状況であり、思考回路に大きな負担がかかることは否めない。混戦状態になってしまって考えるのも辛いという状況にもなり得るのである。それが引き金になって全てが嫌になる場合もあるため、周囲が気遣って負担を減らすことが重要と言える。